先生紹介


小峯 裕己
Komine Hiromi
教授 工学博士

主な職歴

昭和50年 早稲田大学理工学部建築学科 卒業
昭和52年 東京大学大学院工学系研究科建築学専門課程
修士課程 修了
昭和53年  東京大学大学院工学系研究科建築学専門課程
博士課程 中退
文部省文部教官 東京大学助手 拝命 
昭和56年 工学博士の学位取得(東京大学)
厚生省厚生技官へ割愛
国立公衆衛生院建築衛生学部研究員
昭和61年 国立公衆衛生院建築衛生学部主任研究官
昭和63年 千葉工業大学工学部建築学科 助教授
平成8年 千葉工業大学工学部建築学科 教授
平成15年 学科改組に伴い、
工学部建築都市環境学科 教授

委員会など活動

においかおり環境協会
文部科学省文教施設企画部
国立教育政策研究所文教施設センター
日本建築センター
建築技術教育普及センター
日本塗料検査協会

審査論文

 
@ 2012年1月 教室の室内環境の現状と課題に関するアンケート調査
学校施設における環境配慮方策に関する調査研究
その2:日本建築学会環境系論文集、第77巻第671号、pp.19〜2
A 2011年8月 Performance test method for portable air cleaners to remove single gaseous chemical substance:HVAC&R Research、Vol.17、No.4、pp.504〜512
B 2010年4月 学校施設における環境配慮方策に関する調査研究 
(その1)大規模改修時における環境配慮対策の現状に関するアンケート調査:
日本建築学会環境系論文集、第75巻第650号、pp.381〜388
C 2008年8月 対象用途の拡大と計算機能の強化 エネルギー消費原単位管理ツールの開発 
その2:日本建築学会環境系論文集、第73巻第630号、pp.1045〜1052
D 2008年5月 住宅密集地に建つ戸建て住宅における太陽光発電と太陽熱給湯による省エネルギー効果に関する研究:空気調和・衛生工学会論文集、No.134、pp.47〜51
E 2007年6月 事務所ビル用エネルギー消費原単位管理ツール エネルギー消費原単位管理ツールの開発 
その1:日本建築学会環境系論文集、第616号、pp.91〜98
F 2006年12月 地域性・建物気密性能を考慮した各種換気システムの性能評価に関する研究 第1報――
第W地域(東京)戸建住宅を対象とした各種換気システムの比較検討:
空気調和・衛生工学会論文集、No.117、pp.1〜10
G 2006年6月 ニューラルネットワークによる住宅エネルギー消費構造モデルの研究:空気調和・衛生工学会論文集、No.111、pp.47〜51
H 2006年2月 百貨店に関する解析結果 業務用建築物におけるエネルギー消費原単位に関する研究
その2:日本建築学会環境系論文集、第600号、pp.67〜73
I 2005年12月 ビル用マルチエアコンの省エネ性能 ――各社カタログによる比較――:
空気調和・衛生工学会論文集、No.105、pp.43〜47
J 2004年4月 事務所ビルに関する解析結果 業務用建築物におけるエネルギー消費原単位に関する研究
その1:日本建築学会環境系論文集、第578号、pp.85〜90


著書

 
年月 題 名 出版社
2012.08 平成24年度 設備設計一級建築士定期講習テキスト 建築技術教育普及センター
2012.07 平成24年度 設備設計一級建築士講習テキス 建築技術教育普及センター
2012.03 平成24年 インテリアプランナー更新講習テキスト 建築技術教育普及センター
2011.08 建築設備集成 学校・図書館:空気調和・衛生工学会編 オーム社
2007.12 室内微生物汚染 ダニ・カビ完全対策 井上書院
2006.03 新 空調冷凍便覧 第6版 第3巻冷凍空調応用編 日本冷凍空調学会
2006.03 空気調和・衛生用語辞典 第2版:空気調和・衛生工学会編 オーム社
2005.07 人にやさしい厨房計画:電化厨房技術委員会編 日本電熱協会
2003.05 オフィスビルの空気調和・給排水衛生設備デザイン オーム社
2002.07 シックハウス対策のバイブル:日本建築学会編 彰国社
2001.09 シックハウス事典:日本建築学会編、技報堂出版 技報堂出版
1999.09 住まいQ&A室内汚染とアレルギー 井上書院
1996.03 環境工学教科書:環境工学教科書研究会編 彰国社
1995.03 空気調和設備 計画・設計の実務の知識:空気調和・衛生工学会編 オーム社
1993.03 都市の風環境評価と計画 −ビル風から適風環境まで−
:日本建築学会編
丸善
1991.04 空気調和・衛生設備技術史:空気調和・衛生工学会編 丸善

ご挨拶

研究室の構成は学部生10名前後、大学院博士前期課程大学院生13名前後です。

 

 共同研究者である

 (株)長谷工コーポレーション技術研究所部長 木村 洋氏

 (株)EP&B代表取締役・伊藤一哉氏

 横浜国立大学大学院工学研究院講師・中邨 隆氏

 (株)佐藤エネルギーリサーチ代表取締役 佐藤 誠氏、所員 小田桐直子氏

 (株)(株)安藤ハザマ 技術研究所部長 須山善美氏、研究員 森 一顕氏

 等、多くの方々のご協力を得て、研究活動に邁進しています。

 
建築学は実学であるとの強い認識の下、産官学共同の研究に力を入れています。
受託研究が多いことが特徴の一つで、社会に役立つ研究成果を挙げることを目標としています。

 

 

                  平成25415日 小峯裕己


最新情報

近年における研究テーマは、環境に配慮した学校施設、
新築臭の測定・評価、室内のにおいに対する脱臭消臭、五感を活用した環境制御などです。

 

 環境に配慮した学校施に関しては、

国立教育政策研究所文教施設研究センターが組織した研究会で色々な取り組みを行っています。
既に新聞発表されていますが、エコ改修の企画段階で、二酸化炭素排出量削減効果を推測できるツール、
FASTの開発や省エネルギー法による6つに地域におけるエコ改修の標準モデルの作成などを行いました。

 平成25年度は、文部科学省大臣官房文教施設企画部、国立教育政策研究所文教施設研究センターと共同で、スーパーエコスクール実証事業に選定された学校施設に関する調査研究を実施する予定です。

また、未利用エネルギーを活用する学校施設の
基本計画・基本設計に関するリーフレットの作成に取り組む予定です。

更に、川崎市教育委員会が今後、年次計画に従って進める学校施設の再整備事業の一環として実施する
学校施設のエコ改修の実施設計、効果検証等に関して、市教育委員会と共同で研究を進めています。

 

 又、新築臭に関する研究ですが、次のような背景に基づくものです。

シックハウス対策として改正された建築基準法により、室内HCHO濃度は大幅に低減されましたが、

その他の化学物質に関しては、必ずしも低減されていません。
分析化学の分野のように、厳密な定量分析をしなくとも
室内化学物質空気汚染を感知する仕組みを考えようと、
人の持つ五感の一つである嗅覚に着目した測定・評価方法を研究しています。

 また、新築時における室内におい環境の計画・設計方法も検討しています。
無垢の木材を内装に使用して、木の香りで満たした住宅を実現するためには、
他のにおいを出来るだけ発散させない事、
居住者が木の香りを感じるために必要とする無垢材の施工表面積を確保すること等が考えられます。
しかし、現時点では建材から発散するにおいに関する技術資料は蓄積されていません。
研究室が所有する(株)島津製作所製におい識別装置を活用して、
各種建材から発散するにおいの質と量の測定・評価方法を検討しています。


                  平成25415日 小峯裕己